新選組局長近藤勇の流派としても知られる、天然理心流剣術の公式サイトです。





行事

2016年

11月

東京龍馬会創立30周年記念大会にて武術披露

 坂本龍馬を敬愛する皆さんの歴史愛好会、東京龍馬会の創立30周年記念大会で、天然理心流をご披露させていただきました。
 当日は東京龍馬会会員の皆様をはじめ、研究者やご子孫など多くの方に天然理心流をご覧いただき、また懇親会では大いに親交を深めることができました。


金戒光明寺にて武術奉納

 京都の金戒光明寺で武術奉納を行いました。京都の方には黒谷さんとして親しまれている浄土宗の大本山ですが、幕末に会津藩松平容保公が京都守護職の本陣を敷いたことでも知られています。
 文久三年に近藤勇らがこの地で松平容保公に謁見し、御前試合で天然理心流を披露したことで認められ会津藩お預かりとなり、これが後に新選組になったので、当流とも歴史的な縁の深いお寺です。
 3日間に渡り、本堂で参詣者の見守るなか天然理心流を奉納させていただきました。
 ちょうど紅葉シーズンで、京都の街を見渡せる山門や、ライトアップされた紅葉が池の水面に映る絶景の庭園も拝見でき、またお寺のご厚意で朝稽古を境内でさせていただき、大変充実した秋の日を過ごせさていただきました。


第一回 甲子太郎忌

 今年は、新選組隊士伊東甲子太郎の150回忌にあたるということで、亡くなった京都油小路にある本光寺で伊東甲子太郎をはじめ共に亡くなった藤堂平助、服部武雄、毛内有之助の法要が行われました。高鳥館主も参列させていただきました。
 尼寺なので尼僧3人でお経をあげられましたが、これは初めて拝見いたしました。
 第一回ということでまだ知らない方も多いかと思いましたが、本堂に入り切らないほどの人が来られ、遠方から来られた方も見受けられました。


流祖墓前武術奉納

 天然理心流流祖・近藤内蔵之助先生の追善法要を、菩提寺の妙久寺で行いました。
 墓前で髙鳥館主以下門人一同、稽古精進を報告し伝承を祈願、本堂での法要に続いて、境内にて参加門人による流祖追善武術を奉納しました。
 小春日和の下、打成一片に天然理心流への精進を一刀に込めました。


10月

京都合宿

 京都合宿を琵琶湖の湖畔で行いました。天候が心配でしたが、稽古時間中は暑いくらいに晴れ、自然の中で存分に稽古できました。
 木刀での組太刀稽古に加え、古式柔術の基礎や現役柔道家を招いてのセミナーなど合宿ならではの稽古もいたしました。竹刀稽古をする人も増え、合戦形式の稽古もなかなか激しくなってまいりました。
 こちらでの合宿は食事も腕自慢の師範代を中心に門人だけで作るので、手間はかかりますが楽しみでもあります。
 夕食のあとは、天然理心流の歴史や身体運用などの座学を行い、懇親会では大いに親睦を深めました。


8月

天然理心流一日道場

 一般の方を対象に、天然理心流の稽古を体験していただき、さらに天然理心流の歴史や、刀剣の歴史や取り扱い方、着物の着装など、武士の文化全般を見て学び実際にやってみる講習会を開催いたしました。
 武術未経験者もいらっしゃるので、無理のないプログラムを組みましたが、それでも全員が最後までやり通してくだっさったのには感心いたしました。
 来年は京都でも出来ればと思っております。その節は、是非ご参加ください。



7月

金戒光明寺稽古

 京都の金戒光明寺で稽古をさせていただきました。幕末に会津藩が本陣を置いたところでの稽古ということで、皆気の引き締まる思いで普段の稽古とはまた違ったいい稽古になりました。
 金戒光明寺様のご厚意で、最後は容保公謁見の間がある大方丈でも刀を振らせていただき、門人の皆さんも大変喜んでいました。


新選組隊士等慰霊供養祭

 京都の壬生寺で「新選組隊士等慰霊供養祭」が行われました。毎年7月16日の恒例行事ですが、今年も松浦管主の法要の後焼香させていただきました。今年は土曜日だったので参列者も多く集まり、焼香の列が長く続いていました。
 私共試衛館でも、境内で天然理心流の武術奉納をさせていただきました。
 奉納のあとは夕方まで稽古をして、さらに池田屋事件再現ウォークをしました。正確には日にちも時間も多少ずれていますが、そこは今後の課題として。近藤隊は祇園会所跡から池田屋まで。土方隊は三十三間堂のあたりにあった坂本龍馬寓居跡から池田屋まで。とくに土方隊は後から駆けつける設定なので、
稽古の後にもかかわらず、皆稽古着のまま京の町を一気に駆け抜けました。


5月

山梨合宿

 山梨県勝沼市で合宿稽古を行いました。
 近藤勇らが甲陽鎮撫隊で甲府城へ向かった際に戦闘があった大善寺に宿泊し、大善寺の境内や体育館で稽古をしました。
 当日は天候にも恵まれ、試斬や合戦形式の竹刀稽古など、普段なかなかできない稽古を存分に行い、汗を流しました。稽古の後は近くの温泉に浸かり、また夜は書道や着物の着付け、落語の高座など、多彩な体験をすることができました。
 また10月には京都での合宿を予定しています。




雑誌に掲載

 『もし闘わば・・・史上最強の剣豪!!』という雑誌に、当道場の稽古の様子とインタビューが掲載されました。
 書店やコンビニ等で見かけられましたら、是非ご覧ください。

『もし闘わば・・・史上最強の剣豪!!』

3月

第十回山南忌

 新選組総長、山南敬助の慰霊祭「山南忌」が、京都壬生寺、光縁寺、旧前川邸で行われました。
  試衛館では、壬生寺様のご厚意で前日から境内で稽古を行いました。今年は、より実戦的に合戦形式での竹刀稽古もやり、かつて新選組の面々も技を磨いた 同じ場所で鍛錬させていただきました。
  山南忌では、はじめて北辰一刀流の皆様も武術奉納されました。私共試衛館も天然理心流を奉納させていただきました。後半は、ギター奏者伊藤芳輝氏の原 作・演奏で音楽朗読劇「新選組レクイエム」が上演され、会場が感動で満たされました。懇親会ではご参加された皆様と楽 しく 交流させていただきました。


1月

試衛館稽古初め

 京都壬生の壬生寺および旧前川邸において、稽古初めを行いました。
 幕末に新選組が屯所を置き、近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎といった天然理心流の面々が起居した前川邸や、新選組隊士達が稽古に励 んだ 壬生寺の境内で稽古初めが出来ることは、大変ありがたいことと感謝しております。
 今年は晴天に恵まれ、壬生寺の境内で存分に稽古に励み、また旧前川邸では武術披露を行い、天然理心流の稽古体験会も催しました。
 稽古の後は、現当主の田野様のはからいで新年会を催していただき、門人一同、今年一年の修行をまっとうすべく決意を新たに致しました。